【錯体化学】 [物理学科 3群 B選択 科目(配当年次: 第3学年 ) ]
[化学科 3群 A選択 科目(配当年次: 第3学年 ) ]
[生物科学科 3群 B選択 科目(配当年次: 第3学年 ) ]
 
単  位:2単位 単位認定者: 吉田純
授業期間: 前期  15コマ 科目分担者:
授業形態: 講義  週1コマ
 
教育目標

無機化合物、とくに金属錯体の多彩な性質を分子の構造や電子配置の観点から理解できるようにすること。

教育内容

錯体化学の観点から生体物質や機能性材料の特徴や機能を解説する。

教育方法

教科書に沿った講義を主に行うほか、問題演習を通じて理解を深める。必要に応じてプリントやWeb資料を配布する。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回

序論

吉田

自然界及び実社会で見られる無機物を概観する。

2回

無機物の構造

吉田

無機物質を構造の対称性を基に概観する。

3回

配位化合物の構造(1)

吉田

配位化合物の構造を群論をもとに解説する。

4回

配位化合物の構造(2)

吉田

配位化合物の構造を群論をもとに解説する

5回

結晶の対称性

吉田

結晶における対称性について説明する。

6回

無機物と色

吉田

最先端の研究を基に、無機物を色という観点から外観する。

7回

問題演習(1)

吉田

第1回から第6回に関連する問題演習とその解説を行う。

8回

電子構造とスペクトル(1)

吉田

結晶場理論について概説する。

9回

電子構造とスペクトル(2)

吉田

配位化合物が示す様々な色を電子配置の観点から説明する。

10回

配位化合物の電気化学

吉田

配位化合物の電気化学的性質について概説する。

11回

配位化合物の磁性

吉田

配位化合物の磁性について概説する。

12回

遷移金属元素を含む生体物質(1)

吉田

ヘムのもつ酸素輸送、電子伝達などの機能について概説する。

13回

遷移金属元素を含む生体物質(2)

吉田

そのほかの生体関連物質における金属原子の機能について概説する。

14回

問題演習(2)

吉田

第8回から第13回に関連する問題演習とその解説を行う。

15回

まとめ

吉田

全体の確認と復習を行う。

 
到達目標

無機物、特に配位化合物について、分子構造および電子配置の観点から理解できるようにする。
応用例として生体物質の機能的特徴を理解する。

評価基準

期末試験の成績を基に評価する。欠席は減点する場合がある。

準備学習
(予習・復習)

指定された教科書で予習し、疑問点を予め明確にしておくこと。
事前に演習問題プリントが配布された場合は、問題に取り組んだうえで授業に臨むこと。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 シュライバー・アトキンス 無機化学 第4版 D.F.シュライバー, P.W.アトキンス他 東京化学同人 上7,020円、下6,912円
参考書 電子移動の化学―電気化学入門 渡辺 正、中林誠一郎 朝倉書店 3,675円
分子の対称と群論 中崎昌雄 東京化学同人 2,700円