【生物化学実験】 [生物科学科 3群 必修 科目(配当年次: 第2学年 ) ]
 
単  位:1単位 単位認定者: 太田安隆 教員免許取得のための必修科目
授業期間: 前期  30コマ 科目分担者: 向山恵津子 斉藤康二 堤弘次 科目:教科に関する科目(中・高 理科)
授業形態: 実習  施行規則に定める科目区分:化学実験(「コンピュータ活用を含む。」)
 
教育目標

タンパク質の取り扱いを中心に、生化学的、分子生物学的手法の基本技術を学ぶ。

教育内容

大腸菌への遺伝子導入とタンパク質の発現。発現したタンパク質のアフィニティーカラムによる精製。精製したタンパク質の定量と電気泳動法による分子量の決定。精製したタンパク質(脱リン酸化酵素)の酵素活性の測定、Km、Vmaxの算出、など。

教育方法

実験開始前に原理、操作の重要事項を講義する。その後、少人数の班構成でテキストに従い実験を遂行し、得られた結果を解析する。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回

ガイダンス
組換えタンパク質の大腸菌での発現(1)

太田、向山、斉藤、堤

生物化学実験の概要説明
プラスミドDNAの大腸菌への導入

2回

組換えタンパク質の大腸菌での発現(2)
脂質の調製

太田、向山、斉藤、堤

組換えタンパク質(脱リン酸化酵素)の大腸菌での発現
生体試料からの脂質抽出

3回

脂質の定性分析

太田、向山、斉藤、堤

脂質の薄層クロマトグラフィによる分離、同定

4回

組換えタンパク質の精製(1)

太田、向山、斉藤、堤

大腸菌抽出液の調製

5回

組換えタンパク質の精製(2)

太田、向山、斉藤、堤

アフィニティーカラムによる組換えタンパク質精製

6回

タンパク質の分析

太田、向山、斉藤、堤

タンパク質定量
電気泳動法(SDS-PAGE)によるタンパク質の分子量決定

7回

酵素活性測定(1)

太田、向山、斉藤、堤

組換えタンパク質(脱リン酸化酵素)の活性測定法
比活性の算出

8回

酵素活性測定(2)

太田、向山、斉藤、堤

酵素活性の酵素濃度、反応温度依存性分析

9回

酵素活性測定(3)

太田、向山、斉藤、堤

酵素活性の基質濃度依存性分析
反応速度論パラメータ(Km,、Vmax)の算出

10回

まとめ

太田、向山、斉藤、堤

実験の復習解説; レポートの重要事項説明

 
到達目標

生化学的、分子生物学的研究方法に対する興味と理解を深め、細胞生物学実験へのステップとする。

評価基準

評価は実習状況、レポートの総合評価とする。なお、欠席は減点する。

準備学習
(予習・復習)

予め配布したテキストにより、実験方法のフローチャートを作成して実験に臨む。実験終了後は、実験の原理や方法をまとめ得られた結果を解析してレポートを作成し、実験内容を復習する。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 (なし)
参考書 (なし)