【科学英語I】 [物理学科 2群 必修 科目(配当年次: 第3学年 ) ]
 
単  位:1単位 単位認定者: 黒田圭司
授業期間: 前期  15コマ 科目分担者:
授業形態: 演習  週1コマ
 
教育目標

研究の場に足を踏み入れると、英語で書かれた教科書や論文を読まなければならない。よって単なる語学としての英語ではなく、理系の英語、専門的内容の英語を読み進めていく力が求められる。本講義ではそのための準備として英語で書かれた物理の文章に数多く触れること、文章を和訳して文意を読み取る技術を身につけることを目標とします。

教育内容

いろんなレベルのたくさんの英文を訳し、科学英語というものに慣れ親しんでもらいます。文の構造、品詞、関係詞など正確に文章の内容を把握していけるように解説しますが、逆に80%程度の理解でも文意の通る日本語まで持っていくというトレーニングもできるように指導します。読解力を身につけるための文法問題なども取り入れていく予定です。

教育方法

毎回、次週の課題(A4プリント一枚の英文)を渡します。1.その課題に対して予習の段階で自分の力で一度和訳を行う。2.講義中に自分の担当部分を回答し解説を聞くことで不明な点を明らかにする。3.その上で復習として自分なりにもう一度訳してみる。その過程を半年間繰り返すことで辞書を片手に英文を読む力をつけてもらいます。ちなみに下記に示した教科書は予定であり、進み具合やレベルで適宜異なる英文も用います。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回

講義の進め方の説明、状況把握のための簡単なテスト

黒田

講義の全体的な説明と、具体的な成績のつけ方を説明した後、簡単なテスト

2回

基礎的な物理文章読解

黒田

基礎的なテキストからの抜粋

3回

基礎的な物理文章読解

黒田

基礎的なテキストからの抜粋

4回

基礎的な物理文章読解

黒田

基礎的なテキストからの抜粋

5回

基礎的な物理文章読解

黒田

基礎的なテキストからの抜粋

6回

専門的な物理文章読解

黒田

米光学会HPの語句解説ページからの抜粋

7回

専門的な物理文章読解

黒田

米光学会HPの語句解説ページからの抜粋

8回

中間テスト

黒田

読解のポイントが理解できているかどうかを見ます

9回

専門的な物理文章読解

黒田

米光学会HPの語句解説ページからの抜粋

10回

専門的なテキストの文章読解

黒田

G.M.Barrowの教科書Introduction to Molecular Spectroscopyのイントロ部

11回

専門的なテキストの文章読解

黒田

G.M.Barrowの教科書Introduction to Molecular Spectroscopyのイントロ部

12回

専門的なテキストの文章読解

黒田

G.M.Barrowの教科書Introduction to Molecular Spectroscopyのイントロ部

13回

論文読解

黒田

専門誌に掲載された論文

14回

論文読解

黒田

専門誌に掲載された論文

15回

まとめ

黒田

全体の確認と復習

 
到達目標

辞書を用いればとにかく日本語に直すことができるようになること。その上で物理的な内容を考えつつ文意の通る日本語にできるようになることが目標です。さらに上記したようにわからない単語や構造があっても文の主要部分を押さえ、何とか和訳ができるようになることを目指します。科学英語では頻出する単語が存在するので、最低限の単語力を身につけます。

評価基準

毎回の講義で出席者に課題の英文を和訳してもらいます。そのときの課題点、及び試験で総合的に判断します。欠席、遅刻は減点します。より具体的には第一回に説明します。

準備学習
(予習・復習)

予習:前の回に渡したプリントを全訳してくる。全てできなくても、自分がわからない部分とわからない理由を明確にして、授業中の解説で理解できるレベルまで考える。
復習:わからなかった文章は、なぜわからなかったのかを明らかにしたうえで、もう一度自分で和訳する。

その他

英和辞典を必ず持参してください。半年でも目的意識を持って臨めば力はつくと思います。少なくとも理系英語を読むためのポイント、つまりどう英文に取り組むかの手がかりのようなものはわかると思います。講義時間内外を問わず積極的に質問をしたほうが力になると思います。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 授業開始時にプリントを配布する
参考書 (なし)