【生物物理学I】 [物理学科 3群 必修 科目(配当年次: 第2学年 ) ]
[化学科 3群 B選択 科目(配当年次: 第3学年 ) ]
[生物科学科 3群 B選択 科目(配当年次: 第2学年 ) ]
 
単  位:2単位 単位認定者: 大石正道 教員免許取得のための必修科目
授業期間: 前期  15コマ 科目分担者: 科目:教科に関する科目(中・高 理科)
授業形態: 講義  週1コマ 施行規則に定める科目区分:物理学
 
教育目標

生物の構造と機能がどのような物理法則に基づいているのかを理解する。

教育内容

生物は地球上に生息しているため、さまざまな物理法則の制約を受けている。私たちが、光や音など外界の刺激を感覚としてとらえ、神経や脳で情報処理を行い、筋肉を働かせて適切な行動を取ることができるのは、生体内にさまざまなしくみがあるからである。本講義では、自然界の物理現象とそれに対応する生体のしくみを対比してとらえ、生物が巧妙にできたシステムであることを紹介する。

教育方法

パワーポイントを中心に講義を展開する。授業中に簡単な小テストを行い、直前に話した授業内容をすぐに復習することで、理解を深める。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回

イントロダクション

大石

自然科学の学び方。生物物理学とは?

2回

生体力学(1)

大石

恐竜の正しい歩き方(歩行と走行の違い)

3回

生体力学(2)

大石

筋肉の構造

4回

生体力学(3)

大石

筋肉収縮の分子機構

5回

生体と電気(1)

大石

神経の興奮とイオンチャンネル

6回

生体と電気(2)

大石

神経系と脳

7回

音と聴覚(1)

大石

音波の性質

8回

音と聴覚(2)

大石

耳のしくみと働き

9回

光と視覚(1)

大石

光と電磁波

10回

光と視覚(2)

大石

目のしくみと働き

11回

システムとしての生物(1)

大石

ゲノムからプロテオームへ

12回

システムとしての生物(2)

大石

疾患プロテオーム解析

13回

システムとしての生物(3)

大石

分子間相互作用からネットワークへ

14回

システムとしての生物(4)

大石

生物を構成するシステムの階層性

15回

まとめ

大石

全体の確認と復習

 
到達目標

生物に関連した物理現象および物理法則を理解し、生物物理学で利用する各種装置のしくみを理解すること。

評価基準

評価は、小テスト、レポート、定期試験の総合評価とする。

準備学習
(予習・復習)

毎回、授業の直前に教科書の予習をすること。また、授業後にも、教科書の相当部分を復習すること。

その他

高校で物理を習得していない学生にも対応するため、基本から理解できるように工夫している。物理学科の学生だけでなく、化学科、生物科学科の学生にも配慮した内容で講義を行うので、できるだけ多くの学生に履修して欲しい。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 生命科学のための基礎シリーズー物理 大島泰郎監修 実教出版 2,000円
参考書 (なし)