【X線結晶学】
(X-ray Crystallography)
 
単  位:2単位 単位認定者:
授業時期: 後期 15コマ 科目分担者: 猿渡茂 山村滋典
授業形態: 講義 週1コマ
 
授業の目的

物理学、化学、生物科学を始め、広い分野で活用されている結晶構造解析の概要を理解し、これを有効に利用できるようになることを目標とする。

教育内容

回折理論、位相決定法などの結晶構造解析の基礎について概論する。また、結晶学的手法を用いた解析により得られる知見について解説する。

教育方法

プリントを配布し、これに沿ってゼミナール形式で講義を進めていく。

 
講義内容(シラバス)
項  目 担当者 授業内容

1回

序論

菅原

結晶構造解析手法について概観する

2回

結晶構造情報(I)

菅原

結晶構造情報について学ぶ

3回

結晶構造情報(II)

菅原

結晶構造情報について学ぶ(続)

4回

結晶による回折(II)

菅原

3次元格子による回折についての数学的取り扱いを復習する

5回

結晶構造解析の原理(I)

菅原

晶族、空間群について復習し、空間群の決定法について学ぶ

6回

結晶構造解析の原理(II)

菅原

回折強度からの構造決定に必要な位相決定法について学ぶ

7回

結晶構造解析の原理(III)

菅原

回折強度からの構造決定に必要な位相決定法について学ぶ(続)

8回

粉末結晶構造解析(I)

菅原

粉末回折強度からの構造決定法について学ぶ

9回

粉末結晶構造解析(II)

菅原

粉末回折強度からの構造決定法について学ぶ(続)

10回

粒子線による結晶構造解析(I)

山村

中性子構造解析の原理について学ぶ

11回

粒子線による結晶構造解析(II)

山村

中性子構造解析の実例について学ぶ

12回

粒子線による結晶構造解析(III)

猿渡

電子線結晶構造解析について学ぶ

13回

結晶構造解析から何がわかるか

猿渡

温度因子、NMRによる立体構造解析、Protein Data Bankについて学ぶ

14回

結晶構造解析実験

菅原

結晶構造解析実験の最先端について概観する

15回

まとめ

菅原

全体のまとめを行う

 
到達目標

結晶構造解析は、どのような原理の上に立ち、どのような実験および解析の手順に従って行われるかを理解する。また、解析結果は、他の手法と比較し、どのような利点と留意点をもつかを知る。

評価基準

評価は、演習、レポートの総合評価とする。

準備学習
(予習・復習)

本講義の基礎となる学部でのX線結晶構造解析にかかわる講義内容および学生実験の内容を良く復習して講義に臨むこと。

 
  (書  名) (著者名) (出版社名) (定価)
教科書 プリントを配布
参考書 X線結晶学(上・下) 仁田勇編 丸善 (上)16000円、(下)12000円